2020年7月〜9月の公演『f f f-フォルティッシッシモ-』・『シルクロード~盗賊と宝石~』での退団を発表されていた雪組トップスター・望海風斗さん。
知っておきたい・観ておきたい、彼女のおすすめ作品をご紹介します。
ファントム
彼女の魅力で最初に知ってほしいのはその美しい歌声!
そこで、最初に観ることをおすすめしたいのは、2018年11月〜2019年2月に上演された雪組『ファントム』です。
『ファントム』はガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を原作としています。
映画や舞台でおなじみの『オペラ座の怪人』とは登場人物やエピソードは違い、よりタカラヅカらしい美しく切ない物語です。
望海さんの涼しい美貌と華やかなお衣装が、作画が良すぎる少女漫画そのもので、ドラマチックな楽曲を抜群の歌声で歌いこなすのはもう圧巻です。
動画が観られない環境でCDを聴いているだけでも相当満足できるのは望海さんが初めてでした。
主人公のファントム役で「こじらせたちょっとわがままなお坊ちゃん」系の望海風斗さんが楽しめます。
壬生義士伝/Music Revolution!
次におすすめしたいのは、望海風斗さんの誠実な演技、音に乗るダンスを楽しめる2019年『壬生義士伝』『Music Revolution!』です。
お芝居の方は、2003年に映画化され大日本アカデミー賞も獲得した、浅田次郎氏のベストセラー小説「壬生義士伝」が原作です。
幕末、南部藩の下級武士として生まれた吉村貫一郎役では、「南部弁をしゃべる和装」な望海風斗さんが楽しめます。美しい殺陣も必見です。
『Music Revolution!』はロック・ジャズ・ラテンなど、古今東西様々な「音楽」を主題に、エネルギッシュに歌い踊るショー。見どころだらけで、観劇時間約1時間のはずが体感5分という方が続出の人気作品です。
こってりしすぎないのも、和物のお芝居にぴったりな名作品ですので、お芝居とショー、ぜひ通してご覧になっていただきたいです。
ONCE UPON A TIME IN AMERICA
こちらは、最も新しい作品です。
「少年・青年・壮年期を一作品で一気に」「スーツ姿が美しすぎる」望海風斗さんが楽しめる役となっています。
どんな主演さんでもそうなっているように思いますが、主演になられてすぐの頃は、実力的にもトップが最も目立ちますが、組として成熟すると複雑な物語が上演されます。
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』も主要登場人物の人生が交差し、ただかっこいいとかキレイと一言で言えない、色でいえば鮮やかな赤や緑などではなく灰色のような絶妙な色の物語。
組の実力が高く、望海さんの歌や演技を楽しみながらも全体として満足度の高い作品になっています。
望海風斗さんの魅力とは?
俳優の重要な要素は「1:声(台詞の言い回しなども)、2:顔(表情なども)、3:姿(ダンスや立ち姿なども)」と言われます。
望海さんはどこをとってもレベルが高く、観劇で得られる満足感が高いです。
もともとは花組で、真面目すぎて少し緊張した感じがあったのですが、雪組に移られて、のびのびとその才能をさらに発揮されたように筆者は思います。
本当に非の打ち所がない宝塚歌劇を代表するトップスターとなられました。
真面目なお人柄が根底にあり、どんなクセのある役や悪役にも魅力がやどります。
以上、『宝塚歌劇団 望海風斗の魅力とは?おすすめの出演作品も紹介します。』という記事でした。
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