男役では少年感の残る役からダークな悪役まで。娘役ではチャーミングな役柄も演じる礼真琴(れいまこと)さん。
歌にもダンスにも定評があり、「できないことがあるのか?」と思うくらい、何でもこなす礼彼女のおすすめ作品を紹介します。
桜華に舞え
2016年星組公演。
幕末の動乱から、明治新政府の樹立、そして西南戦争へ…桐野利秋を主人公に、誇り高き最後の侍を描くこの作品は、当時の星組トップコンビ北翔海莉さん・妃海風さんの退団公演でした。
礼真琴さんが演じたのは、会津藩士・八木永輝。
国や愛する人を守れなかったことへの怒りと憎しみとをしっかりとした説得力で演じておられました。
礼真琴さんというとキラキラした雰囲気を思い浮かべる方が多いかと思うのですが、個人的にはダークで、闇を抱えるような役が似合う方だと思います。
哀愁というのか、切ない雰囲気がたまらないんですよ。
ロックオペラ モーツァルト
星組新トップコンビ・礼真琴さんと舞空瞳さんのプレお披露目公演として上演されました。
ドーヴ・アチア氏の楽曲が良い作品で、さらに礼真琴さんの情感あふれる歌声に、眼福だけでなく耳福!
トップコンビの安定感も感じられ、満足度の高い作品です。
ダークな役が意外にも合う礼真琴さんと紹介しましたが、そういった役の経験が、モーツァルトのような輝かしさと鬼気迫る姿どちらもある難しい役も演じこなすことにつながっているのかもしれません。
一幕最後の「バラの上で眠りたい」のシーンは、相手役の舞空瞳さんのダンスと相まって、凄みのある名シーンです。
礼真琴さんの魅力とは?
礼真琴さんの魅力は、歌、ダンス、芝居、どれも安定感があることです。
95期主席入団されて、星組でもスタートして長く活躍され、満を持してのトップスター就任。
様々な役柄の経験から、どんな役にも安定感があり、それが作品の満足度に繋がります。
観ていて、聴いていて気持ちが良いダンスや歌なので、「清く正しく美しく」のタカラヅカらしさとしても満点。
役の幅も多いので、これからトップスターとしてどんな姿を見せてくれるのか大いに期待できることも、いまこそ礼真琴さんをおすすめしたい理由ですね。
王道でいえば、これから上演予定の『ロミオとジュリエット』のロミオ役は当たり役ですし、ダークヒーローといえば、上演予定だった『エル・アルコン-鷹-』。これも良かったはずです。
様々な過去作品を観て予習して、これからの活躍を楽しみましょう!
以上、『宝塚歌劇団 礼真琴の魅力とは?おすすめの出演作品(DVD ブルーレイ)も紹介します。』という記事でした。
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