JCB CARD Wは、39歳までに申し込みをすれば、40歳以降もずっと年会費無料&ポイント2倍の大変お得なクレジットカードです。
このJCB CARD Wを正確に紹介すると、「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」という2券種に分かれています。
この記事では、「2券種共通のメリット&デメリット」「2券種の違い」を紹介しますので、カード選びの参考に読んでみてください。
目次
メリット(2券種共通)
まずは、「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」共通のメリット・デメリットについて、紹介していきます。
主なカードスペックについて
カード名 | グレー:JCB CARD W ピンク:JCB CARD W plus L |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1% ※ポイントUPあり |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 ※利用付帯 |
申し込み対象年齢 | 高校生を除く18歳~39歳 |
発行スピード | 通常1週間程度 最短3営業日で到着 |
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
ポイント還元率が高い
1番のメリットとして、ポイント還元率の高さが挙げられます。
クレジットカードの雑誌や専門サイトなどでも「高還元率カード」として紹介される定番中の定番のカードですね。
貯まったポイントを何に移行するかによって差はありますが、JCB CARD Wの通常のポイント還元率は1%なることが多いですね。
例えば、nanacoやJCBプレモカードに移行すると、1ポイント=5円相当ですので、ポイント還元率は1%です。
そして、優待店での利用の場合、1%ではなく、さらに還元率が高まります。
通常 | 1%還元 |
出光昭和シェル | 1.5%還元 |
アマゾン | 2%還元 |
セブン-イレブン | 2%還元 |
スターバックス | 5.5%還元 |
元々、ポイント還元率の高いカードで、なおかつ、Amazonやセブン-イレブン、スターバックスなどをよく利用される方にとっては、超高還元率と言えるでしょう。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
40歳以降も会員でいられる
上記の通り、ポイント還元率が高いというのはJCB CARD Wの大きなメリットです。
しかし、それだけでは説明が不十分かなと思います。
正確に書くと、「39歳までに申し込みをすれば、40歳以降もずっと年会費無料で高還元率カードが持てる」という点が大きなメリットなのです。
他社の若年層向けクレジットカードの場合、「〇〇歳までは高還元率」というケースが多いですが、JCB CARD Wの場合は、1度カードを作れば、ずっと同じ条件で会員でいられるということですね。
これが他社の若年層向けクレジットカードとの大きな違いです。
39歳までの方は申し込みをしないと損と言い切る方もいますが、決して大げさな意見ではなく、正しい意見だと思います。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
海外旅行傷害保険が付いている
JCB CARD Wの海外旅行傷害保険は下記のとおりです。
海外旅行傷害保険:最高2,000万円
(※旅行代金をJCB CARD Wで支払い必要あり)
海外旅行傷害保険が付いていることがメリットというよりは、年会費無料カードで海外旅行傷害保険が付いていることがメリットと言えるでしょう。
年会費無料カードを選ぶ時、「年会費無料カードなのに海外旅行傷害保険は付いているのか?」という点は大きなポイントです。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
WEBですべて完結する
JCB CARD Wの「W」はポイント2倍という意味だけではありません。
WEBの「W」でもあります。
カード申し込み時もWEBのみで完結、明細もWEB明細のみ。
面倒な手続きや、無駄な紙明細がないのはありがたいですね。
以上が主なJCB CARD Wのメリットです。
その他のカードスペックやお得な入会キャンペーンなどについては、公式ページをチェックしてみてください。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
デメリット(2券種共通)
ランクアップのシステムがない
JCB CARD Wのデメリットで真っ先に挙がるのは、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードへのランクアップシステムがない点ですね。
例えば、エポスカードであれば、インヴィテーションが届いて、無料でゴールドカードにランクアップする可能性もあります。
ですので、いずれは「ゴールドカード持ちたい」「プラチナカードを持ちたい」「ブラックカードを持ちたい」という方からすると物足りなさを感じるかもしれませんね。
これは、JCB CARD Wの公式ページをざっくりチェックするだけでは気づかない落とし穴と言えるでしょう。
将来的なランクアップを考えている方は、若いうちにJCB一般カードを作って、カード会社さんからの信用度を高めておきましょう。
JCB一般カードも気になる方は、下のリンク内のページで比較してみてください。
・JCB CARD WとJCB一般カードはどっちが良い?「違い」や「特徴」を分かりやすく解説します。
当日発行サービスがない
JCB CARD Wは即日発行や当日発行というサービスがありません。
ですので、当日にカードを受け取れたり、翌日に自宅に届いたりすることはありません。
とはいえ、JCB CARD Wも決して到着が遅いわけではありません。
申し込みや本人確認をWEB限定にしている分、通常1週間程度、最短3営業日で届くと言われています。
どうしてもすぐにカードを手に入れたい方は最短翌日着のJCB一般カードを、3営業日~1週間程度であれば待てるという方はJCB CARD Wがおすすめです。
JCB一般カードも気になる方は、下のリンク内のページで比較してみてください。
・JCB CARD WとJCB一般カードはどっちが良い?「違い」や「特徴」を分かりやすく解説します。
ポイントシステムが分かりにくい
これはJCB CARD Wのデメリットではなく、JCB発行カードすべてにおける難点ですが、ポイントシステムが分かりにくい点もデメリットとして挙げておきます。
数字に弱い方やポイントサービスに慣れていない方からすると、楽天カードのようなシンプルで分りやすいカードの方が好まれるかと思います。
楽天カードは自社のポイントだけを貯めるカードですので、「貯まったポイントを何に交換するべきか?」ということは考えなくて良いです。
普段は1%、楽天市場利用時は3%、楽天ポイントが還元されるということだけ覚えておけばOKですね。
対してJCB CARD Wの場合、「貯まったポイントを何に交換するべきか?」「このお店の場合、ポイント還元率は何%?」と、考えることが多いです。
性質上、仕方がないことではありますが、ポイントシステムの分かりやすさでいうと、楽天カードのような「自社ポイントを貯めるだけのカード」の方が上ですね。
実際に同じようなポイントシステムを採用している三井住友カードは2020年6月からポイントシステムが大幅に変わりました。
もちろん、性質上、楽天カードほど分かりやすいシステムには出来ませんが、ポイントシステムの分かりづらさが問題になり、少しでも改善できればという思いがあったのだと思います。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
JCBカードは使えない店舗もある
これはJCB CARD Wのデメリットではなく、提携カードも含めJCBマークの付いたすべてのクレジットカードのデメリットですね。
実はVISAカードやMastercardに比べて「JCBは使えません」という店舗は比較的多いです。
私も実際にJCBマークがついていないシールを貼っている店舗や、「JCBは使えません」という張り紙を貼っている店舗をいくつも見かけました。
もちろん、だからと言ってJCB CARD Wは作らなくて良いということではありません。
ポイント獲得のためにJCB CARD Wをメインで使いつつ、どうしてもJCBカードが使えない店舗ではVISAカードやMastercardを使うという方法が賢いですね。
以上が主なJCB CARD Wのデメリットです。
その他のカードスペックやお得な入会キャンペーンなどについては、公式ページをチェックしてみてください。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lの違い
次に、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の大きな違いについて、紹介していきます。
カードデザイン
JCB CARD W plus L=ピンクのデザインで、例外はありません。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
女性疾病保険
JCB CARD W plus Lの会員さんは、任意で女性特有の疾病による入院や手術費用をサポートしてくれる女性疾病保険に入ることができます。
入院保険金(日額) | 疾病3,000 円 (女性特定疾病+3,000円) |
手術保険金 | 疾病30,000円(入院中) (女性特定疾病+10,000円) |
月払保険料 | 満20〜24歳:290円/月 満25〜29歳:540円/月 満30〜34歳:670円/月 満35〜39歳:710円/月 ※申込対象年齢:満18歳~満69歳 |
この「女性疾病保険」は、JCB CARD W plus Lに入会後、会員専用サイトの「MY JCB」から申し込みが出来ますので、カードの入会と同時に申し込む必要はありません。
「JCB CARD W plus L限定サービス=女性向けサービス」といっても、保険料はかかりますので、まずは、カードが到着してからじっくり検討をしましょう。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
お守りリンダ
JCB CARD W plus Lは、LINDA特典というものが用意されています。
最大のLINDA特典は、お守りリンダという女性向け保険です。
上で紹介した「女性疾病保険」を申し込んでいる方でもOK。
お守りリンダの申し込みは、カードが到着してからJCBへ資料請求して申し込みをしなければいけませんので、その点だけご注意ください。
プランA~Dの4つに分かれていて、複数加入可能です。
◎プランA 女性特有がん
手術保険金 | 50万円 |
月払掛金 | 20〜24歳:30円/月 25〜29歳:60円/月 30〜34歳:110円/月 35〜39歳:190円/月 ※その他の年齢区分については資料請求必要 |
(※女性特有がん:乳がん・子宮がん・卵巣がん)
プランB:天災限定傷害
入院保険金(日額) | 5,000円 |
手術保険金(種類により) | 5・10・20万円 |
月払掛金 | 60円/月 |
プランC:犯罪被害補償
ひったくり損害保険金 | 50万円(支払限度) |
鍵取替え費用保険金 (犯罪再発防止費用保険金) |
3万円(支払限度) |
ストーカー行為等対策費用保険金 | 50万円(支払限度) |
月払掛金 | 100円/月 |
プランD:傷害入院補償
入院保険金(日額) | 5,000円 |
月払掛金 | 390円/月 |
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
その他のLINDA特典
最も目立ったLINDA特典は上で紹介した「お守りリンダ」という女性向け保険ですが、他にも下の2つの特典があります。
その他2つの特典はこんな感じ↓↓
会員限定サイト | ログインをすると豪華プレゼントに応募できるチャンスやキレイに役立つ情報が手に入る「LINDAリーグ」という会員限定サイト。 |
メールマガジン | LINDAリーグ優待情報や会員限定優待など情報を届けてくれる「MyJCB Express News for LINDA」というメールマガジン。 |
もちろん、「MyJCB Express News for LINDA」というメールマガジンは希望者のみです。
「LINDAリーグ」については公式サイトなどに詳しく書いていませんので、カード申し込みをした後、ログイン状態でチェックしてみてください。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
その他:Q&A
入会キャンペーンは2券種とも同じ?
JCB CARD Wは、通常のポイント還元だけでなく、入会キャンペーンもかなりお得です。
・入会後〇ヶ月はポイント〇倍!
・最大〇〇〇〇〇円分プレゼント!
過去の傾向から判断すると、入会キャンペーンに関して、JCB CARD WとJCB CARD W plus Lで異なるということはありません。
お得な入会キャンペーンについて、詳しくは公式サイト内をチェックしてみてください。
公式:JCB CARD W/JCB CARD W plus L
女性がJCB CARD Wに申し込み可能?
女性の方は基本的にはJCB CARD W plus Lを選ばれるケースが多いですが、「女性だから絶対にJCB CARD W plus L」というわけではありません。
もし、「ピンクのデザインのカードはちょっと苦手」など、JCB CARD Wの方が良いということであれば、JCB CARD Wを選ぶことも可能です。
以上、『JCB CARD WとJCB CARD W plus Lの大きな違いとは?』という記事でした。
その他のカードスペック、お得な入会キャンペーンについては、JCB CARD Wの公式サイト内をチェックしてみてください。